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よしもと小児クリニック
○成長ホルモン分泌異常によって起こる低身長。

○高い身長だけにこだわらず正しい知識を持つ。
発育に重要なホルモン

 子どもの発育成長には、成長ホルモン、甲状腺ホルモン、性ホルモンなどのホルモンが重要な働きをしている。
 よしもと小児クリニックの吉本雅昭院長(56)は「個人個人の身長は、基本的には両親の遺伝によって決定されますが、発育している子どもでのこれらのホルモンの異常は、低身長や思春期の異常などの症状として現れてくることも多くあります。
最近は治療可能な低身長て頂きたい」と指摘する。
 最も多く見られるのが、成長ホルモンの分泌が低下している低身長だが、ほかにも、甲状腺機能低下症や女子に起こるターナー症候群、いろいろな骨の病気、慢性疾患など重要な病気が潜んでいることもある。特に、急激に身長の伸び方が悪くなっている場合は注意が必要だ。

早い段階で受診を

「ただし、必ずしも極端に背が低い子どもたち全員がホルモンの病気とは限りません。お子さんの身長が、同じ年頃の周りの子どもたちと見比べて頭一つ分ほど違うようでしたら、ぜひ一度は専門医へ相談して下さい」
 成長ホルモン治療は、思春期が始まる頃までに始めなければならない。「いつかは伸びるだろうと思っているうちに、骨年齢が成熟し、時期を失することもありますので、この期間を逃さないようにして下さい」
 現在、治療に使われる成長ホルモン剤は、遺伝子工学によって、生理的なホルモンと同一のものが作られており、副作用の心配はないという。「ただ、安易な投与は思春期を早めてしまうこともありますので、専門医による十分な検査と経過観察が重要になります。身長を高くすることにだけこだわるのではなく、発育と成長、ホルモンの病気について正しい知識を持ち、栄養、睡眠を十分にとった健康的な生活を心掛けてあげて下さい」
 
Children's Clinic Yoshimoto